日常で起きたトラブルを淡々と共有・分析するシリーズの第2回です。絶対に第1回だけで終わると思ってた
概要
職場の新人Aが他拠点へ研修へ向かう際に使用する資料の作成を任されていた。
当日、課内のメンバーとも資料が完成しAに持たせたことを確認。見送る直前に「あれ……そういえばあの機材も持ってこいって事前案内なかったっけ……?」と気づくも、課内のメンバーからは誰も指摘がないことから、「自分の思い違いだろう!」と早合点し、そのままAを見送る。
後ほどAが帰ってきた際に、やはり機材が必要だったことが判明し、持っていかなかったが故に研修が滞ってしまった。
原因
普通に見送る前に「あの機材も必要じゃありませんでしたっけ?」と声をかければ良かった
それが出来なかった理由
- 不注意優勢ADHDとして長年トンデモ勘違いを繰り返してきた経験から、自分の気づきを信用できなくなっていた
- トンデモ勘違いなどを発言した結果怒られたり馬鹿にされたりすることが多かったので、そもそも普段から自分の意見を言えない
- 相対的に人の言動を無条件で信じまくるので、「周りの優秀なみなさんが気づかないってことはきっと問題ないんだろう」と納得してしまう
それを踏まえた上でどうするべきだったか
おかしいなと思ったけど声を上げづらいようであれば、即刻その根拠となる情報を引っ張り出して提示するべきでした。
今回のケースでは、結局1ヶ月位前に配信されたメールに「機材も持って来い」と書いていたことがわかりました。なぜか僕だけが奇跡的にそれを記憶に留めていたのです。
その記憶が信じられないのであれば、その記憶の裏付けとなる証拠を持ってくるしかありません。
気づいたのが出発直前だったので更に言い出しづらいところもあったと思いますが、
最悪出発したあとでもすぐに情報ソースを確認し、機材の情報を確認したら引き換えさせるなりあとから届けてあげるなりすればまだ被害は少なく収まりました。
今回そのAくんの持ち物に関して自分が特に責任を負っていたわけでなく、課内のみんなで確認しようね、といったフワッとした管理体制だったことから、
元々他責思考がちな僕は確認を怠ってしまった、というのもあると思います。
これがキチッと「お前がAの面倒を見ろ!」とか指名されていればまた変わっていたのではないかと思います・・・(これも他責か
今後
そもそも前日とかにも持ち物確認しておけよというツッコミもあると思いますが、それもその通りだと思います。
子の保育園でも、月末のイベントごとの荷物が月初の園だよりにしか載ってないとかもあるので、写真撮ってイベント直前にリマインダーかけておくなどして
忘れそうな情報は、見たと同時に「未来の自分は絶対に覚えてないので簡単に確認できる仕組み」を構築するのが大事です。
記事を通して至極当たり前のことしか書いてないような気がするんですけど、
当たり前のことができないから障害だし、こうやって文字に起こすことで改めて意識付けにもなります。つまり完全に自分のためのメモ書きのような感じなんですが、みなさんも気をつけてみてください。