日常で起きたトラブルを淡々と共有・分析するシリーズです。
シリーズ化・・・するのか??
人の言葉を見当違いな意味で読み取ってトラブルになった話
先日のことです。
出勤ついでに子を保育園へ送る車の中で、妻から連絡。
「体調悪いから、今日は仕事を休むかもしれない」とのこと。
これに対してまだ「かもしれない」としか言われてないのに、
「今日妻は仕事を休むんだ」と勝手に解釈。
それに加えて
※「妻が仕事を休む」→「今日は自分が帰り子供を迎えに行く」と結論づけてしまう
普段であれば、だいたい仕事の見通しが立ってくる
正午〜夕方くらいまでには、残業するかどうかと、
子供を迎えにいけるかどうかを妻に連絡をするが、
上述の※で自分で勝手に出した結論を、更に勝手に妻も理解しているだろうと
拡大解釈をしてしまい、連絡をせず。
いざ終業時間になってスマホを見てみると、
こちらからの連絡がないので妻から「今日お迎え行ける?」とメッセージが数時間前に。
更にこちらが気づかなかったために、「返信がないので自力で行きます」との追記。
これはやらかしたと思い急いで電話をかけるが、「既に迎えに行きました」と。
結果体調が悪い中子の迎えに行かせて機嫌を損ねてしまった。
原因
- まだ、「休む『かもしれない』」の段階で勝手に「休みだ」と自分の中で結論づけた
- 「迎えに行ける?」の連絡に気づけなかった
なぜそうなったか
上記1.の背景に、過去、妻の体調不良時の僕の対応で何度もトラブルになったことがあります。
それが、妻が「体調が悪い」と訴えているのに、
僕がそのまま仕事に行ってしまうということでした。
当時の僕の思考は、「『体調が悪い』とは言われているので心配はするが、
『休んで』とは言われていないので、仕事へ行く」というものであり、
妻からすれば「『体調が悪い』と伝えているのだから、
休んだり遅刻・早退をする、子供の世話を代わるなどの配慮があってしかるべきなのに、
それがない」という意見であり、
そこで食い違いが発生して対立に繋がってしまっていたのでした。
このことから僕は、「妻の体調が悪い=仕事を休むないし子の送り迎えをする」という方程式を
頭の中に置いておくことにした結果、徐々に改善されていきました。
ところが今度はこの方程式が仇となり、
「体調不良で休むかもしれない」と連絡を受けて
「体調不良」という点にだけ反応して、先程の方程式が呼び出されて、
「自分が子を迎えに行く」という答えが導き出されました。
そしてその方程式は、自分の中に定着しつつあって、特別なものでは
なくなっていったことと、自他境界の曖昧さから
「妻も理解しているだろう」とタカをくくってしまい、
「自分が代わりに迎えに行くよ」という連絡を怠ったことに繋がりました。
上記2.に関しては、通常であればスマホの通知を切っている就業中でも、
スマートウォッチには出るので、そこで気付けるはずなのでしたが、
数日前に知人とLINEをしている際に通知が煩わしくなり、
LINEアプリ自体の通知を切ってしまい、それを戻し忘れたので、
今回退勤するまで妻の連絡に気づかなかったのでした。
どうすればよかったのか
- 相手の言葉に対して自分でその先の意味まで勝手に解釈して結論づけないよう意識する。少しでも疑問に思ったのであれば、その場で相手の言葉の真意を問う。
- 家族同士で経験則から、わざわざ言わなくても伝わると思ったとしても、こちらが一方的にそう考えてるだけの可能性が高いので、しっかり相手に伝える。
- 通知が煩わしいときは設定から切ると戻すのを忘れてしまうので、iPhoneの集中モードを利用して「一時的な規制」にする。
以上です。
こんな感じで、日常の中で障害から起こる困りごとや事案を、
備忘録、自己分析的な意味として、これからもたまに書いていこうと思います。